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毎日の習慣を変えよう 自然にお金が貯まる法則とは?

2025/02/22 ライフプラン

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激しい物価高に悩む毎日。日々の支出を見直したい、貯金や資産額を増やしたいと考えている方も多いのではないでしょうか。しかし、何をどのように始めれば良いのか迷うことも多いかもしれません。この記事では、毎日の習慣を少しずつ変えるだけで、無理なくお金を貯める法則をご紹介します。無理せずお金が貯まる方法を身につけていきましょう。

自分の収入を把握し、強制的にお金を貯める仕組みを作る

「お金持ちの家はものがなくすっきりと整理されている」と言います。

それは自分の持ち物を把握し、必要なものと不要なものは何かを理解できているからです。

 

まずは毎月の収入を把握し、家計簿をつけて自分が普段どのような出費をしているかを把握しましょう。すでに把握できているという方も、この1年の物価上昇に伴って出費額が変動している場合もあるので現状認識を行うことが大切です。

理想は3ヵ月ほどの出費額をまとめて平均的な支出を知ることですが、難しい場合は直近の内容でも構いません。

毎日の生活にかかるお金の動きが見えてきます。「お金はあるだけ使ってしまう」という方も多いでしょう。

その習慣を変えるためには、積立貯金が有効。毎月の収入が入る銀行の口座から強制的にお金の天引きを行うだけなので、一度決めたら自動化して続けることができます。もちろん、銀行口座ではなく勤務先の財形貯蓄を使っても構いません。

理想は給与の3割程度ですが、はじめは少額からスタートすると続けやすいでしょう。

簡単に引き出して使うことのできない状況で時間をかけて貯めることで、貯金する習慣をつけることが大切です。

数ヶ月分の生活予備費は貯金できているという場合は、NISAやiDecoなどの積立投資を行っても良いでしょう

生活費を1週間単位に分けて考える

お金を貯める上では、金銭感覚のバランスを崩さないことが大切です。

家計簿を1ヵ月単位で付けている方も多いと思いますが、さらに細かく分けて1週間単位で考えるとよりお金の使い方を理解できます。

自身の支出について整理したあとは、毎月目標とする出費額を決めた上で食費・交際費・雑費などを1週間にわけて過ごします。

どれだけ使っているのかを確認します。

もちろん、出費額が多くなってしまう週も出てきますが、その場合は前後の週で調整し、1ヵ月トータルで見た場合にバランスがとれていれば大丈夫です。

 

1週間の間に使ったお金を自分で管理して見直すことが、無駄のないお金の使い方に繋がります。

特売につられて必要のないものを買っていないか、使っていないサブスクリプションを契約していなか、衝動買いをしていないか、するとしたらどんなときか。自分の生活パターンを理解することが大切です。

固定費を見直す

普段の生活スタイルを変えずに支出を調整するために見直したいのが固定費。

 

一度節約をするだけで出費が大きく変化するのがメリットです。

最も効果が期待できるのは、住居費。住んでいるエリアを変える、部屋を狭くするなど条件を変えることで数万円単位での節約も可能です。

スマートフォンやWi-Fiの見直しもおすすめです。普段から外出が多くなるような方は、Wi-Fiを契約せずにスマートフォンのテザリングを行うことで出費を減らすことができます。

また、電力自由化により、多くの電力会社がさまざまなプランを設けており、ガスと電気を同時契約することで安くなるということもあります。

電気を使う習慣を変えるだけ こまめな節約を行う

日々の生活を支える「電気」。

電気代の高騰も続いており、とくに電気の消費量が多くなる夏・冬の節電に頭を悩ませる方も多いのではないでしょうか。

 

便利さや快適さをなるべく維持したままでできる節電⽅法もあります。

政府広報オンラインによると、夏の19時ごろの電力消費量は図の通り。

エアコン・冷蔵庫・照明で6割以上の電力を消費しており、これらの使い方を考えることで消費電力を抑えることができます。

 

 

 

 

(引用:節電をして電気代を節約しよう!手軽にできる節電方法とは? | 政府広報オンラインhttps://www.gov-online.go.jp/useful/article/202208/1.html?form=MG0AV3

 

 

例えば、エアコン。夏場の熱気は窓から入りこむため、遮光カーテンなどの日差しをよけるものを置くことで熱の侵入を防ぐことができます。

エアコンと合わせて扇風機やサーキュレーターでエアコンの空気を下から上に送ることで空気が循環し、体感温度が変わります。また、エアコンにほこりがたまると冷暖房の効果が下がり、消費量も多くなってしまいます。

2週間に1度の掃除が理想ですが、難しい場合は季節の変わり目ごとにエアコンをきれいにしましょう。

 

冷蔵庫は、開け閉めの回数をできるだけ少なくし、設定温度は季節により「中」から「小」に調整をすることで省エネになります。また、冷蔵庫の中に食材を詰め込みすぎず余裕を持つことで中が均等に冷えるため、定期的に整理することもおすすめです。照明についても、ほこりを取ることで明るさが変わります。

 

LEDランプを使うことでも節約効果が高まりますので、毎日の習慣や仕組みを変えていきましょう。

他人の目を気にせず 欲しいものを考える

年収が高いものの貯金ができない人。

年収が低いもののコツコツ貯金を続けてまとまったお金を手にしている人。

 

その違いはどこにあるのでしょうか。イギリスの歴史学者シリル・ノースコート・パーキンソンが提唱した「パーキンソンの法則」によると、「支出の額は、収入の額に達するまで膨張する」といいます。

著書の「パーキンソンの法則 進歩の追求」の中で提唱した法則であり、収入が増えると、その分だけ支出も増えてしまい、結局は貯金ができないというものです。

 

この法則を打ち破るために必要なのは、自分が何を欲しいかを見極めて無駄遣いを減らすこと。年収が高くても、ハイブランドの製品や高級車、スペックの高いスマートフォンや家電製品などに糸目をかけずに使い、毎日「ごほうび」としてスイーツや買い物を続けると結局、お金は手元に残りません。

お金があるから買ってもいいという安易な考えを持つことや、贅沢品にお金を使うのは見栄のせいかもしれません。SNSでも日々の生活を発信できる時代になりましたが他人からどう見られているかではなく、自分が本当に欲しいものは何かを考えてメリハリをつけて使うことが大切です。

 

ここで挙げてきた方法についてはとてもシンプルで、自分の生活を顧みて、固定費などを中心に生活スタイルを大きく変えずに無理のないお金の使い方をしていくこと。

 

さっそく今日からはじめてみませんか。

 

 

【著者:ワイズアカデミー(株)】

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